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左側がお東の紋「八藤紋」、右側がお西の紋「下がり藤」です。
今回、紋を彫刻したあと、さらに貝を切り象嵌をしました。
模様の大きさは直径約4cm。
西紋はなんとか象嵌できました。
東紋は細かくなりすぎて、中心部分のみ貝象嵌仕上げです。
東紋を象眼する場合は直径約5cm以上、6cmほどあれば可能です。

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今回は浄土真宗大谷派、お東の紋を加工しました。 名前は八藤紋といいます。
直径は約9cm、大きい紋です。
木地はアガチスという木材。
今回も葉のようすが綺麗にでました。

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下がり藤の紋を彫刻しました。
下がり藤とは、浄土真宗本願寺派の紋です。 正式には六条下がり藤といいます。
今回の素材は、合板に彫刻しました。
葉っぱ部分の小さな穴部分もきれいに加工できました。 大きさは直径約43mmです。

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お客様からのご依頼をいただいた商品を作るため
木地屋さんのところで材料を切ってもらってきました。
昔からお世話になっている木地屋さんなので、話も簡単。
すぐ木地の段取りができました。 写真はカンナかけをしている様子。

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丸に違い丁子の紋、彫刻しました。
丁子は、香辛料の一つ。
正倉院御物の中にもあるようで、昔の貴族はこの花のつぼみを干して香料として使っていたようです。
その形をイメージしてつくられた紋です。